西丸震哉記念館について

 1962年に、木崎湖畔に設立されたクラブレイクサイド(代表 故 杉原量多朗)は自然科学、哲学の普及をめざし白馬自然科学研究所(Sirouma Natural Science Laboratory)を立ち上げ、1965年頃から西丸震哉先生の指導を頂いてきました。

 近年、研究所の本格的な活動の実施に際し、先生に所長として参与頂き、2004年より研究所事業として 西丸震哉記念館の設立を決定し、先生の貴重な収集品とその活動の足跡に触れることのできる記念館として、2008年4月より開館いたしました。

西丸震哉記念館 西丸震哉プロフィール
西丸震哉の肖像画

 1923年、東京生まれ。食生態学者、登山家、探検家。東京水産大学山岳部の創設者。

 1980年、農林水産省食品総合研究所官能検査研究室長を辞した後、食生態学研究所長として人間の正しい生存路線を探り続ける。

 登山は1936年より始める。ガダルカナル、ニューギニア、 アラスカ等の遠征や、画家、作曲家、SF作家としての活動も。

 2012年5月、永眠。

 著書に『食生態学入門』『未知への足入れ』『山とお化けと自然界』『山歩き山暮らし』『山の博物誌』『イバルナ人間』『41歳寿命説』『ニチャベッタ姫物語』など多数。